7月商業動態、コロナに加え長雨が重荷
経済産業省が発表した7月の商業動態統計月報(速報)によると、新型コロナの再拡大や長雨・低気温のマイナス影響は、百貨店とコンビニエンスストア(CVS)により大きく出ている。スーパーとドラッグストア(DgS)は引き続き好調だが、伸び幅は前月より縮小している。
百貨店の既存店は、前月の17.3%減から18.1%減に悪化した。食品は改善したものの、衣料品の不振が響いた。関東、近畿、北海道と新型コロナの再拡大が顕著だった地域の下げ幅が大きい。