11月商業動態、スーパーの伸長率が鈍化
経済産業省が発表した20年11月の商業動態統計月報(速報)は、新型コロナウイルスの感染拡大がやや落ち着いていたことで、スーパーの伸長率が鈍化する一方、百貨店やコンビニエンスストア(CVS)の減少幅は和らいだ。
百貨店は既存店ベースで前年比13.6%減だった。消費増税の翌年で同0.8%減だった前月に比べると悪化した。ただ、コロナ禍が本格化した3~6月の減少幅ほどにはならなかった。また、食品は同9%減にとどめた。
スーパーは既