3月商業動態、百貨店・CVSプラスに 回復割合は道半ば

小売 統計・分析 2021.05.10 12225号 01面

 経済産業省が発表した3月の商業動態統計月報(速報)は、昨年のコロナ拡大で落ち込んだ百貨店とコンビニエンスストア(CVS)の前年比がプラスに転じる一方、スーパーとドラッグストア(DgS)は前年割れとなった。ただし昨年と今年の増減幅を比較するとスーパーとDgSはむしろ堅調で、百貨店とCVSの回復はまだ道半ばという印象だ。
 百貨店は、20年3月が既存店ベースで31.9%減であったのに対し、21年3月は21.8%増だった。昨年の落ち込み幅の底は4月の71%

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