8月商業動態、コロナ再拡大が重荷 百貨店・CVSに打撃

小売 統計・分析 2021.10.11 12307号 03面

 経済産業省が発表した8月の商業動態統計月報(速報)によると、ドラッグストア(DgS)を除く各業態が前年に比べ販売額を落とした。百貨店やコンビニエンスストア(CVS)は、新型コロナの感染拡大によって全国的に行動制限が厳しくなったことが影響しており、スーパーは前年のハードルが高かった。
 百貨店は既存店ベースで11.3%減と2ヵ月ぶりに前年を下回った。2桁減は今年2月以来で、コロナ禍が一巡してからは初となる。エリア別では中部だけが前年を上回った。

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