大塚製薬「オロナミンC」、声応えラベルレス 飲料ドリンクびんで日本初

飲料 ニュース 2021.07.28 12267号 02面
ラベルレスの「オロナミンCドリンク」とキャップ

ラベルレスの「オロナミンCドリンク」とキャップ

 大塚製薬は「オロナミンCドリンク」のラベルレス製品を、通信販売ルートで26日から発売している。同品の投入はユーザーからの「『オロナミンC』のラベルを剥がしやすくしてほしい」という声が多く寄せられたことに応えたものだ。同ラベルレス製品は、大塚製薬公式通販サイト「オオツカ・プラスワン」ほか一部通信販売サイトでの取り扱いとなり、30本単位のケース販売専売品となる。なお、飲料ドリンクびんでのラベルレス製品は日本初となる(同社調べ/飲料ドリンクびん定義101~180mlは 日本ガラスびん協会による)。1ケース(30本入り)希望小売価格3150円(税抜き)/3402円(税込み)。

 同社によると、環境意識の高まりなどから、飲み終わった後、PETボトルやガラス瓶のラベルを剥がす習慣が日常生活に浸透したことから、「ラベルを剥がしやすくしてほしい」などのユーザーからの声が多く寄せられているという。日本においては、ガラス瓶に貼られている紙ラベルは剥がさずリサイクルすることが可能だが、環境配慮など高まるユーザーニーズに対応すべく、今回の発売に至った形だ。同社は「18年10月に表明した『消費者志向自主宣言』の中で掲げる『お客様への情報提供の充実とお客様の声を活かす仕組みづくり』を推進する中で、お客さまから寄せられた声を製品の開発・改善に生かす取組みを行っており、本品はこの中から生まれた取組みとなる。今後も、お客さまの声を生かすさまざまな取組みを推進していく」としている。(本吉卓也)

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