伊藤園、茶園経営のDXをさらに推進 持続可能な緑茶原料生産目指す

飲料 ニュース 2024.04.22 12747号 02面
「茶農業DXの推進」(イメージ)

「茶農業DXの推進」(イメージ)

持続可能な緑茶原料の生産体制の構築へ

持続可能な緑茶原料の生産体制の構築へ

 伊藤園が展開する茶産地育成事業において、茶園経営のDX化を推進し、持続可能な緑茶原料の生産体制の構築を目指す。数年前からウォーターセル社のクラウド型栽培管理システム「アグリノート」を茶農業における営農支援ツールとして茶産地育成事業の一部で導入している。加えてウォーターセル社と共同開発した「農薬適否判定システム」を1月から運用開始しており、2月20日にはウォーターセル社と資本業務提携を行った。
 同社によると、就農者の高齢化や後継者不足などから茶農家数

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