松浦謙司部長
日清オイリオグループの18年3月期は、加工油脂・ファインケミカルの両部門が伸長した一方、油脂・油糧のコスト環境が悪化、増収減益で着地した。今期、付加価値品拡販と汎用(はんよう)油の価格適正化で増益回復を図る同社だが(本紙既報)、前期は特に菜種原料のコスト増に直面。価格改定も計画に届かず、環境悪化が業績に大きく影響した。松浦謙司財務部長がこのほど報告した。 18年3月期連結決算は売上高3379億9800万円(前年比4%増)、営業利益91億0200万円
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