J-オイルミルズ、第1四半期はコスト増で赤字 価格適正化が必須
J-オイルミルズの22年3月期は大豆や菜種など油脂主原料の大幅なコスト増が収益を圧迫し、営業・経常損益は赤字決算でのスタートを強いられた。油脂製品の価格改定やミール価格上昇、業務用の回復などで売上高は増加に転じたが、原料相場の急騰を受け、原材料の調達コスト環境が大きく悪化。今期は4、6、8月と3度にわたる価格改定を敢行しているが、引き続き価格適正化が必須の状況となっている。
6日のオンライン説明会で八馬史尚社長は「家庭用は大きく拡大した翌年のため減