日清オイリオグループ、増収減益で折り返し 油脂事業、原料高が直撃

乳肉・油脂 決算 2021.12.01 12331号 02面

 日清オイリオグループの22年3月期上期連結決算は、販売価格の改定に注力し増収となったが、原料価格高騰の影響を吸収しきれず利益面では減益となった。中計初年度として下期以降、「成長性」「効率性」などの4観点から重要業績評価指標(KPI)管理のフレームワークの構築を進めるが(本紙既報)、需要回復の遅れや搾油環境の悪化が続く見通し。引き続き、販売価格改定や付加価値品拡販などに注力する。
 同社の22年3月期第2四半期連結決算は売上高1953億2900万円(前

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