スイーツ市場、20年比では回復もコロナ前には遠く 量販店など自家消費支える
原料環境悪化への対応も優先されるスイーツ市場
21年の国内スイーツ市場は、長引く土産・インバウンド需要の大幅減や外出自粛・イベント中止などの影響が依然色濃く残り、20年比では回復したもののコロナ以前の水準には遠く到達しなかった。本紙が対象範囲とする市場規模は1兆1500億円前後と見込まれ、最大ピークと推定される15年（約1兆5500億円）やコロナ前年となる19年（1兆4500億円）から落ち込んだ。
チャネル別では自家消費の増大に伴う日常的な買い場として、量販店が好調分野に挙げられる。20年に続き全世代に対応する品揃えを
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