J-オイルミルズ、咀嚼ロボット共同開発 「まとめる」工程の再現も

「まとめる」を含んだ咀嚼全工程を再現する

「まとめる」を含んだ咀嚼全工程を再現する

 J-オイルミルズはヒトの咀嚼(そしゃく)過程を再現できる“咀嚼ロボット”を開発した。大阪大学大学院工学研究科の東森充教授と共同実施したもので、口中でかみ、すりつぶし、舌で唾液と攪拌した後の「まとめる」工程を含んだ咀嚼全体を世界で初めて再現する。研究成果を活用することで食品評価の質向上につなげる。
 共同研究の内容などは、学術誌「日本機械学会学術誌」に掲載して、3月下旬に公表した。
 「咀嚼」は食べ物を歯でかみ(咬断)、すりつぶし(臼磨)、舌で唾液と混ぜ合わせ(攪拌)、整えて

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