食品ニューテクノロジー研究会講演:東京大学大学院・三坂巧准教授

統計・分析 総合 2011.05.23 10488号 04面

 ◆「甘・酸・塩・苦・旨味感覚を例にして」 東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻准教授・三坂巧氏  ケミカルバイオロジーとは、生体高分子と相互作用する物質分子について、その機能を化学の観点から解析する研究領域である。そのような研究を行うには、従来の有機化学・分子生物学・薬理学の分野を横断するような研究手法を用いるという特徴がある(図1)。このような新しい研究手法は食品を対象とする研究にも適用されるようになってきており、食品の価値を決定づける

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