アマニ事典(第5回)  多くの日本人に当てはまる、食物繊維の摂取不足。還元作用を持つリグナンも効率よく摂取。【PR】

栄養豊富なスーパーフードとして知られるようになり販売量が増え続けるアマニ。その栄養価が認められ2015年12月には文部科学省日本食品標準成分表2015年版(七訂)に「あまに油」「あまに いり」が追加されました。
第4回ではアマニの代表的栄養素の一つであるα-リノレン酸について解説しました。アマニの優れた栄養素はα-リノレン酸以外にも、食物繊維とリグナン(SDG)があげられます。日本人は食物繊維の摂取量不足といわれています。また、生活習慣病対策に有用なリグナン。今回は、この食物繊維とリグナンについてお話をします。

<摂取量不足の食物繊維はアマニで補う>

日本人の食物繊維の摂取量は不足気味。下図のように20歳代から50歳代までが目標量との差が大きいのが特徴です。

食物繊維は、乱れがちな食習慣を整える効果があると言われています。

アマニには、100g中に水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよくおよそ24gの食物繊維が含まれます。その量はごまやアーモンドの倍以上。食物繊維が不足がちの人はアマニがおすすめです。

<健康効果が高いリグナン。アマニのリグナン含有量は他の食材を圧倒しています>

リグナンは「植物ポリフェノール」の一種であり、還元作用の高い成分です。
リグナンにはいくつか種類がありますが、アマニにはSDG(セコイソラリシレジノール・ジグルコシド)が多く含まれています。

(ニップン アマニリグナン パンフレットより)

私たちの体は生活習慣や加齢、外的環境によって影響を受けています。そんな体のコンディションを整える成分としてリグナンが効果的なようです。さらに、リグナンは美容の調子を整える効果もあるといわれています。

アマニのリグナン含有量は0.77%。現在判明している中で最も多く含まれる植物資源の一つとされています。かぼちゃやごまにもリグナンは含まれますが、アマニの含有量はその十~数十倍です。

今回紹介した、「食物繊維」「アマニリグナン」は、アマニ粒・粉末に含まれ、アマニ油には含まれません。これは、リグナン(SDG)とアマニオイルが水と油のような関係であり、搾油する際にアマニの種子からSDGがほとんど抜け落ちてしまうためです。アマニはアマニ油とアマニ種子をバランスよく食べたいですね。

<参考資料:flaxアマニ -その健康と栄養に関する小冊子- 日本アマニ協会-
        アマニフォーラムHP:リグナンとは何か?>

前回紹介した「α-リノレン酸」、今回紹介した「食物繊維」と「リグナン」は、私たちが生きていくために必要な栄養素です。
ニップンでは、アマニの栄養を損なわないようにこだわりぬいた製法を採用しています。
「アマニ油」は、搾油時に大豆油やなたね油で使用されるヘキサンを使用せず、丁寧に絞っています。一般的な搾油方法に比べると搾油量が少なくなりますが、高品位なアマニ油を皆様にお届けしたいと思い採用しています。さらに、トランス脂肪酸増加の原因となる、精製時の温度上昇も最小限に抑えています。
「ローストアマニ粒・粉末」は、品質劣化の少ない生のままで輸入した原料を高い選別技術で精選したのち、アマニの香ばしさを最大限に引き出す焙煎方法で、軽い食感と香ばしさが付加されます。高品質でおいしいニップンのアマニ製品を是非お試しください。

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