マルイチ産商、22年3月期は増収減益 コスト悪化が響く

卸・商社 決算 2022.05.23 12402号 05面

 【長野】マルイチ産商の2022年3月期決算(連結業績)は、コロナ禍による堅調な内食需要などに支えられ、売上高を前年比4.7%増の2383億0200万円に伸ばした。一方で、営業利益は7.9%減の17億7700万円、経常利益は10.5%減の23億1800万円と後退。水・畜産物の相場高や原材料費、物流費の上昇、川下の競争激化に伴う価格転嫁の足踏みなどが響いた。
 基幹の水産事業は、サンマやスルメイカなど国内天然魚の水揚げ量が低迷する中で、業務筋も苦戦を引き

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介