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財務省貿易統計によると、22年の寒天用原藻(紅藻類テングサ科)輸入量は1513tで、21年を31.3%上回った。海藻を下処理した原藻は長期保存が可能なため、手当てと消化のタイミングがそれほど連動しておらず、輸入量と実際の製造量、需要の増減に相関性は低い。ただ、過去10年で最少だった21年からの大幅な揺り戻しは、コロナ禍による需要低迷や物流混乱がある程度、回復に向かっていることをうかがわせる。 10kg当たりの平均価格(貿易統計に基づいたCIF価格=
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