脱酸素材特集

平成3年(1~12月)、脱酸素剤は対前年比、平均月産数量二五%増程度と絶好調な半面、アルコール製剤は微増あるいは横ばいと頭打ち状態であった。

脱酸素剤の好調は、これといった材料が見当たらないままの裾野の広がりによる自然増であり、標準型の鉄粉系がおしなべてよい。とくに新製品で完全なカードタイプ(三菱ガス化学)が出現したことと、テープ貼布の連帯(穴をテープで塞いでおり劣化がない)が上市されそうなことが今年注目されそうだ。

アルコール製剤の横ばいは、需要分野が菓子、珍味、麺の三

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら