目でみる北海道産業特集=国際化へ新たな方向性
【札幌】北海道の産業は、いま、国際化時代に対応した新たな方向性を探り、高付加価値商品の開発、高まる“一村一品”による地場産業の振興、さらには道外企業の本道進出で、地元企業との再編化の動きも出てきた。 北海道経済は、生産活動の規模が示す通り、道内総生産は約一五兆七〇〇〇億円(平成4年度)で、全国の約四%を占めている。その産業別構成比は、第一次産業六・二%(全国二・六%)、第二次産業二五・一%(同三八・七%)、第三次産業七一・五%(同六四・二%)で、全国に