中食業界、猛暑で夏バテ 主力商品の落ち込み響く

例年にない猛暑に中食業界は夏バテ気味だ。主力となる揚げ物、白飯の弁当の売上げが落ち込んできたほか、全体的な販売量も減退、多くのメーカーが前年実績を割り込んでいる。残暑の時期まで来れば、落ち込みは回復する見通しだが、この先しばらくは厳しい状態が続きそうだ。 昨年の冷夏とは打って変わって、産業全体が夏物の猛暑特需に沸いている。食品業界でもビール、飲料、そうめんの定番を筆頭にめんつゆ、焼肉のタレ、カレー、冷菓の売上げが急伸している。一方でパン、菓子業界などは

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