林原、世界で初、糖質「トレハロース」量産技術を開発 でんぷんから直接生産

【岡山】(株)林原生物化学研究所(岡山市、086・224・4311)は19日、生命の驚異に深く関係するとされ、食品、医薬品、化粧品などへの各種用途が期待されている糖質「トレハロース」を、新規二種類の酵素を組み合わせ利用しでんぷんを酵素反応分解し、世界で初めて直接的に生産する技術を開発したことを明らかにした。 トレハロースは、グルコース(ブドウ糖)が二個つながった非還元性の二糖類で、優れた安定性などから究極の糖ともいわれている。甘さは砂糖の約二分の一で、

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