急変する中国食品事情 東方薬城-河北省安国市、薬品・薬膳料理で発展

ニュース 総合 1995.07.07 7892号 6面

安国は昔は祁州(チヅウ)と呼ばれたが、北宋時代になると薬都と呼ばれるようになった。明末、清始の頃に、毎年5月と7月(旧暦)に薬材廟会が開かれ、全国民間薬材商人がここに集まり、盛んに薬の取引が行われ、当時としては大盛況であった。 現在では、中国十大薬都の一つで北方最大薬都である安国市は北京の南約三〇〇キロメートルに位置し、人口約四〇万で、従業者の大半は薬品の製造販売と薬膳料理という薬関係の仕事に従事している。三年前、記者は日本食糧新聞社主催の中国食品視察

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