冷凍食品、6年連続拡大 国内生産額8000億円超え 適正価格へ価値深耕

冷凍食品 ニュース 2025.12.12 13044号 01面
藤江太郎会長

藤江太郎会長

 25年の冷凍食品市場は6年連続で前年を上回り、国内生産額が8000億円超えとなりそうだ。生産量は上期の価格改定による一時的な数量減が見られたものの後半の販促展開による巻き返しで、通期は前年並みの見込み。9日の日本冷凍食品協会年末会見で藤江太郎会長は、引き続き時短・簡便・個食ニーズの高まりや業務用での人手不足対応などで「中長期も数量・金額が拡大する」と予想。さらなる成長へ「価値に見合った価格の実現」を強調し、適正な価格転嫁を支える情報発信に尽力していく考えを示した。(山本大介

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