北関東・新潟地区夏期特集 食品産業講演会から「きのこの薬理」豊増哲郎氏

特集 総合 1995.08.30 7917号 15面

ビタミンDと食物繊維を多く含む食品として注目されている食用キノコ、特に椎茸とマイタケの薬理効果として抗腫瘍性(ガン細胞抑制効果と発ガン予防効果)、コレステロール低下作用、血圧降下作用についてこれまでの研究成果を紹介する。 抗腫瘍効果 カワラタケからクレスチン、スエヒロタケからシゾフィラン、椎茸からはレンチナンが抽出精製され、その他ブクリョウからパキマンなどキノコ由来の抗腫瘍性多糖体は多数報告されている。その中で医薬品として使用さ

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