佐藤徳蔵商店グループ、小売事業部門を強化へ 4~5年後構成比5割狙う
(株)佐藤徳蔵商店グループ(本社=東京都青梅市、0428・24・0900)は、卸売事業と小売事業の比重を四~五年後をメドに五分五分にする考えで、「タイムズマート」「リカーズ・デポ」両チェーンの展開を積極的に進める。 卸売事業の売上高は約五〇億円。九五年度は取引先酒販店の業績不振による不良債権発生、社員を一気に二〇名増やし六〇名体制とした影響から、経常利益は数十年ぶりにマイナスを計上した。今年度も引き続き不良債権処理、新卒採用(六名)で経常赤字となる見通