業種別に見るトレンドと展望 「缶詰」一般食缶は慢性的減産

缶詰 統計・分析 1997.01.01 8145号 64面

昨年の缶詰業界をみると、輸入が前年と様変わりし、為替相場の円安の影響で数量(1~10月)は七・七%減で推移し、輸出は、一五・七%減と引き続き減少傾向に変わりない。 国内生産は、飲料缶が微増、一般食缶は慢性的減産で推移している。一方、レトルト食品は主力のカレー製品が伸び悩み全体で微増にとどまるものと推定される。 一般食缶の国内生産減は、農産物は天候要因からの不作で、スイートコーン、白桃、パインアップルなどが減産、水産では世界的漁獲

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