ワイン特集:ワイン時代を支える総合商社=伊藤忠商事
成長続くワイン市場を背景に、大手総合商社がボトルワインの輸入販売を積極展開している。老舗の(株)トーメン、兼松(株)が品揃えをさらに充実させているほか、伊藤忠商事(株)、住友商事(株)など新勢力の攻勢も顕著だ。魅力ある品揃えと効果的な販売展開を図る各社の戦略と現状を聞いた。(鴨裕美) 伊藤忠商事(株)(東京都港区、03・3497・6253)の九九年3月期ワイン輸入量は前年同期比二・五倍の一〇万ケース、売上げベースで一〇億円を達成する見込み。同社は今年、