胃心伝真=酒税・税率区分

コラム 総合 1999.07.26 8560号 1面

調味料としての消費形態を前提に平成元年の酒税法改正で、本みりんと本直しはみりんに一本化され、大幅に減税された。この低酒税率の利を生かし、焼酎、清酒に類似した飲用本直しともいえる商品が消費を拡大しており、業界に波紋を投げかけている▼麦芽の含有率の違いによるビールとの酒税率の格差を生かし、メーカーが開発した商品の代表ともいえるのが発泡酒である。この発泡酒も節税酒として市場に登場して早五年を経過するが、発売当時、酒税確保を任とする大蔵当局をあわてさせた▼というのも、麦とトウモロコシ

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