関西地区地域スーパー、惣菜売場を差別化
「より簡単に食事を済ませたい」といった消費者の簡便志向に対応するため、ここ数年スーパーでは惣菜の強化が進んできたが、ここへきて関西地区の地域スーパーの間で、自社独自の惣菜提供を目指した新たな取組みが見え始めている。大阪市南部を基盤とするはやしでは、従来の副食メニュー依存型から自社レシピによるメーンディッシュ惣菜を開発して、供給体制もセントラルキッチン方式により最終加工だけを店舗で行う体制を開始。また、堺・高石市を中心に展開する池忠では自社で仕入れている「こだわり」の生鮮素材を