缶詰特集=果実缶詰:輸入品が大幅に伸長、国内産は23%に減退

缶詰 特集 2000.08.18 8728号 12面

果実缶詰は、かつてミカン缶詰の輸出など国内需要を上回る生産が行われてきたが、現在では、海外生産される輸入果実缶詰が国内市場においても主要な位置を占め、生産状況が様変わりしている。果実缶詰の生産数量は平成11年が九万四三六六t、このうち輸出は六四一t、一方、輸入は三一万四八〇四t、国内消費量は四〇万八五二九tで、国内産の占める割合は二三%、輸入品が七七%を占めるまでになった。 果実缶詰の丸缶生産数量の推移をみると、平成元年が一七万八〇八九t、2年一五万六

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