東北地区夏期特集:稲庭うどん小川商店・小川信夫社長に聞く
讃岐うどんがブームになったが、手延べうどんでは稲庭もよく知られたところ。秋田県南の雄勝郡稲川町に大小五〇社ほど業者があるといわれるが、(有)佐藤養助商店に次ぐのが(有)稲庭うどん小川商店(0183・43・2803)。最後発メーカーだがそれゆえに設備投資、商品開発に意欲的だ。昨年フリーズドライで即席タイプの「麺がゆ」を発売したが、9月からはカップ入りや病院向けにも発売される。一昨年8月、産地業者二二社によって秋田県稲庭うどん協同組合が設立されたが、今後の進む道をめぐっては決して