黄桜酒造（株）（京都市伏見区、０７５・６１１・８１１５）は、イメージキャラクターとしてカッパを採用して来年で五〇年目を迎えることを記念し、過去のＴＶＣＭを編集したフィルムをオンエアする。

同社のカッパのキャラクターは故清水崑氏のデザインで昭和３０年にスタートし、その後、小島功氏にバトンタッチして現在に至っている。今回は、過去のフィルムを編集したヒストリー版で、「カッパッパー」でおなじみのＣＭソングとともに、４月１６日の東京を皮切りに１８日からは全国で野球中継時に放送している。

同社では今２月からカッパをパッケージデザインにあしらった、荒漉しの純米酒「今日は、日本酒にかえろう」を発売しており、今後、カッパをノスタルジーにとどまらせず、日本酒を愛する人々に共感を訴えるメッセンジャーとして使用していく予定という。