グリコ・森永脅迫事件から20年、企業の危機管理を学ぶ 高木貞男氏が回顧
米国では多発するテロ対策に、食関連ではすでにバイオテロ法(公衆衛生安全保障バイオテロリズム法)が、二〇〇三年12月に施行された。米国のテロ対策の中で、食のテロが重要視されている。二〇年前に日本を震撼させたグリコ・森永脅迫事件は毒物混入事件だが、米国ではテロとされている。当時、森永製菓(株)の副社長だった高木貞男参与は、「終結宣言の出るまでの五ヵ月余りは地獄の日々であった」と回顧する。 日本食糧新聞社主催の21世紀食品経営者フォーラム第二一四回例会は16
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