食文化:郷土料理=ほうとう(山梨県)
甲州街道が山梨県に入ると、この季節、古い農家の軒には吊るし柿の残りが下がっていて、道沿いには「ほうとう」ののぼりが目立つ。 ほうとう。小麦粉を練ったウドン状の麺を手ごろな野菜と一緒に味噌で煮込んだ、いかにも山国らしい料理だ。年中あるが、カボチャが出回る今の季節が一番美味だ。 漢字は、よほどのモノ知りでもないと書けまい。「ほう」は食編に専、「とう」は食編に屯。「ほう」の方はなまじの漢和辞典には載っていないくらいだから、意味はご勘弁
甲州街道が山梨県に入ると、この季節、古い農家の軒には吊るし柿の残りが下がっていて、道沿いには「ほうとう」ののぼりが目立つ。 ほうとう。小麦粉を練ったウドン状の麺を手ごろな野菜と一緒に味噌で煮込んだ、いかにも山国らしい料理だ。年中あるが、カボチャが出回る今の季節が一番美味だ。 漢字は、よほどのモノ知りでもないと書けまい。「ほう」は食編に専、「とう」は食編に屯。「ほう」の方はなまじの漢和辞典には載っていないくらいだから、意味はご勘弁