養命酒製造、国産ハーブでインフルエンザ予防 研究成果を発表

飲料 ニュース 2019.11.13 11970号 02面
商品開発センターの松見繁素材研究グループリーダー

商品開発センターの松見繁素材研究グループリーダー

 養命酒製造は11日、「薬用養命酒」の原料にも使われる国産ハーブから抽出した成分がインフルエンザ予防に役立つ可能性があるとの研究成果を発表した。インフルエンザウイルスの増殖を抑制する効果などがあるという。インフルエンザ感染者は国内だけで毎年1000万人に達するとされる中、予防法の一つとして今後の研究面での進展に注目が集まりそうだ。
 東京本社で開いたセミナーで、研究グループの主担当者らが講演した。「クロモジ」と呼ばれる日本の山地に自生する植物から抽出し

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