VOICE:大塚正光・日本ワイナリー協会理事長 日本ワイン、輸出に勝算あり

酒類 キーパーソン 2025.12.24 13049号 03面

 日本のワイン輸出は停滞している。23年は金額ベースで減少、24年は回復、25年は足元で前年比12.4%減となり、規模的にも10億円未満という状況だ。
 輸出の伸びは見られないが、海外における日本料理店の増加とともに、日本食が少しずつ浸透している。海外に挑むワイナリーの取組みも増え、日本ワインや日本固有のブドウ品種に興味を持つ海外の消費者が増えていると考えられる。
 だが、各種コストが高騰する中で、世界のワインとの競争力が不足し

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