国税庁、酒輸出を強化 概算要求、促進策9億円増

酒類 ニュース 2020.10.05 12127号 02面

 国税庁は日本産酒類の輸出を強化する。輸出促進策に関わる21年度予算の概算要求が20年度と比べて約9億円増の21億7000万円になったと9月30日に発表した。日本産酒類の輸出は新型コロナウイルスの影響によって足元で減少しているものの、将来的には増加するとみて海外市場の開拓に力を入れる。
 同日の会見で、酒税課輸出促進室の松井誠二室長は「日本酒やウイスキーなど日本産酒類の人気が海外で高まっており、今後も市場拡大が期待できる」と述べた。

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