アサヒビール、ファミリーマートとビール共同開発 ブレンドで需要喚起

酒類 ニュース 2020.11.04 12142号 02面
「アサヒ ザ・ダブル」は「ファミチキ」との相性も良い

「アサヒ ザ・ダブル」は「ファミチキ」との相性も良い

 アサヒビールは、ファミリーマートと共同開発したビール「アサヒ ザ・ダブル」を酒類を扱う全国のファミリーマートで10日に数量限定で発売する。2種の異なるタイプのビールを日本初となる組み合わせでブレンドし、複雑で飲み飽きない味わいに仕上げた。高まる家飲み需要と10月1日実施のビール減税を好機ととらえ、ビール需要を喚起する狙い。

 国内市場では酒税税率改正によってビールの価格が安くなったことで、ビール需要の高まりが予想される。新型コロナウイルス禍で、在宅時間を充実させたいというニーズも広がっているとみられる。

 10月30日に開いたオンライン試飲会に登壇した新商品開発部の宮西桃子氏は「この時期に投入することで、本商品のポテンシャルが最大化できると確信している」と強調した。

 ザ・ダブルは、日本で初めて麦芽100%のピルスナータイプのビールと麦芽100%のエールタイプのビールをブレンドしたぜいたくなビールだ。ウイスキー造りのブレンドから着想を得たという。プレミアム感とビールの新規性を打ち出し、30~50代男性を中心としたビールユーザーの需要を見込む。販売数量は計4万5000ケース(大瓶換算)を計画する。

 同品は18年から毎年数量限定で発売しており好評を博していた。今回、中身やパッケージを調整し発売する。国内のほか、台湾の全家便利商店股〓(フン)有限公司(台湾ファミリーマート)でも12月16日から売り出す。国内販売は、350ml缶(税込み価格219円)と500ml缶(同286円)の2種を揃える。

 飲み応えがあり、キレの良い後味が特徴のピルスナーと華やかな香りと豊かなコクが特徴のエールをブレンドすることでぜいたくで奥深い味わいを実現した。ファミリーマートの看板商品「ファミチキ」といったホットスナックとの相性も良いという。(岡朋弘)

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