サントリー、甲州種ワイン強化 産地ごとの特徴表現

酒類 ニュース 2024.09.11 12820号 12面
宮下部長(右)と柳原シニアスペシャリスト

宮下部長(右)と柳原シニアスペシャリスト

 サントリーは国産ブドウだけで造る日本ワイン事業で、日本固有のブドウ品種「甲州」を原料とするワインの提案を強化している。産地による味わいの違いを商品ごとに打ち出し、日本ワインの魅力を訴える。地球温暖化の変化を前向きにとらえ、多彩な個性を持つ甲州種をつくり分け、世界基準の品質を目指す。
 現在は山梨・長野の計7ヵ所のブドウ畑で甲州種を栽培。世界品質の甲州を目標に、自社ブドウ畑の強みを最大限に生かし、さまざまな取組みに挑戦している。

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