26年和酒課題、高級化と輸出強化 大倉・日本酒造組合中央会会長

酒類 ニュース 2025.12.26 13050号 03面
大倉治彦会長

大倉治彦会長

 全国約1600の酒蔵が所属する日本酒造組合中央会は19日に年末会見を開き、大倉治彦会長(月桂冠社長)が日本酒や本格焼酎などの和酒について、「高級化」と「輸出拡大」の2点が26年の業界の重点課題になるとの考えを示した。
 大倉会長は10月までの和酒の出荷数量が前年比3%減で推移し、和酒市場の縮小が続き物価高の中、「悪い数字ではない」と評した。
 26年の見通しについては、今年と同様に3%減程度で推移していくのではと述べ、その上で

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら