ウィズコロナ対応の「ウェルネス自販機」 伊藤園とJR九州がコラボし乗客の健康サポート

伊藤園とJR九州リテールがJR博多駅に設置した「ウェルネス自販機」

伊藤園とJR九州リテールがJR博多駅に設置した「ウェルネス自販機」

伊藤園とJR九州リテールは、JR九州の駅構内の利用者向けに「ウェルネス自販機」を協働で展開している。健康サポートを目的とした「ウェルネス自販機」は、伊藤園が展開する健康に配慮した製品を充実させた自動販売機で、全国で約5000台(9月末現在)設置済みだ。

コロナ禍による外出自粛や在宅ワークが増えたため自動販売機の利用数は減少傾向にある一方、「非対面」が特徴の自動販売機の価値が再度見直されている。この状況を踏まえ伊藤園は、ウィズコロナ時代の自販機として、「クリーンネス(衛生)」「キャッシュレス(非接触)」「ウェルネス(健康)」を3軸として、安心して使える自動販売機の展開を目指している。

JR九州駅構内での展開の背景として、JR九州グループの2030年長期ビジョン「安全・安心なモビリティサービスを軸に地域の特性を生かしたまちづくりを通じて九州の持続的な発展に貢献する」がある。輸送の安全はもちろん、コロナ禍において駅構内の全ての利用客に「安心」を提供していく。

「安心」が大きなキーワードとなる両社の理念が合致し、10月8日にJR博多駅で、JR九州管轄では第1弾となる「ウェルネス自販機」が5台設置された。伊藤園の代表的なお茶系飲料から野菜系飲料・炭酸系飲料まで幅広くそろえている。今後JR九州管轄全域で展開し、1年間で100台の設置を目指す。

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