霧島酒造、生カンショ用いた芋焼酎仕込み開始
芋蒸しの様子
【九州】霧島酒造は3日、生カンショを用いた芋焼酎の仕込みの今年度分を開始した。同社で芋焼酎を仕込む際に使うサツマイモはすべて九州産。主な品種は黄金千貫だ。1工場1日当たり85t、2製造場内の五つの工場で計425tのサツマイモを使い、焼酎製造を行う。これは一升瓶(25度・1.8L)換算では約22万本に相当する。
霧島酒造は「今年度も本格焼酎の『黒霧島』や『白霧島』をはじめ、品質にこだわった焼酎を造っていきたい」としている。(大屋良太)