日本KFC、クリスマスキャンペーン期間延長 予約強化と商品展開で

キャンペーン 外食 2015.11.06 11269号 06面
今年最初のパーティーバーレルを詰め合わせる玉山鉄二(右は笠原一樹ORマイスター)

今年最初のパーティーバーレルを詰め合わせる玉山鉄二(右は笠原一樹ORマイスター)

パーティーバーレル デラックス

パーティーバーレル デラックス

 日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)は、恒例のクリスマスキャンペーンを12月19~25日まで、過去最高の7日間に延長して展開する。10月30日からはクリスマス商品の予約受け付けを開始。今年から店舗での受け付けに加えて、新サービスのネット予約も本格的にスタート。

 予約強化と商品展開の二つの軸でクリスマスの食卓を盛り上げる方針だ。

 今年の新商品は、「良質」「ぜいたく」を訴求。通常のパーティーバーレルをグレードアップした「パーティーバーレル デラックス」(税込み4980円)では、オリジナルチキン4ピースと、国産米のパエリアを挟んだローストチキン、生ハム入りサラダ、ホワイトティラミスに、オリジナルのクリスマス絵皿を組み合わせて豪華に仕上げている。

 新たなパーティーメニューとして、「やわらか煮込みの肉厚スペアリブ」(同3000円)、「特製ほろほろビーフシチュー」(同3400円)を投入。それぞれ豚肉・牛肉をぜいたくに調理し、レーズン石窯パンと合わせてハレの日であるクリスマスにぴったりのプレミアム感を訴求している。

 近藤正樹社長は、10月29日に行った記者発表会で、1974年に始まった同社のクリスマスキャンペーンは「一つの文化として根付いている」と語った。

 今やクリスマスの定番商品となった「パーティーバーレル」は、85年の登場以来、30周年を迎えており、「クリスマスの食卓になくてはならない存在」(近藤社長)としての自信を見せた。

 また、記者発表会には、今年3月からCMキャラクターを務める俳優の玉山鉄二が登場する。全国に6000人いるオリジナルチキンを調理できる資格を持つ「チキンスペシャリスト」の中で、トップクラスの腕前を持つORマイスターの笠原一樹氏のサポートで、今年一つ目のパーティーバーレルのオリジナルチキンを粉付けし、商品の詰め合わせを行った。

 (小澤弘教)

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