Jミルク、将来ビジョンを提言 酪農・乳業一体に
川村和夫会長
Jミルクは23日、将来にわたって日本の酪農乳業が持続可能な産業として発展していくための戦略、行動計画、政策支援の方向性などを盛り込んだ提言を発表した。酪農と乳業が一体となって示す初めての提言で、国民生活に貢献する社会的責任や、生産基盤強化などによる国内自給率の向上、将来世代の展望ある産業を受け渡すことを目指し、業界連携を強めて推進。10年後の2030年度に確保されることが期待される国産原料乳の目安として、全国で775万~800万tの生乳生産を目標に掲げている。