雪印メグミルク、大樹工場にメタンガス化施設 ホエイ有効活用

 雪印メグミルクは3日、チーズ製品を製造している北海道の大樹工場に、メタンガス化施設を設置すると発表した。投資額は約29億円で、2023年上期からの稼働開始を予定する。
 チーズ製造の際の副産物であるホエイ(乳清)の有効活用が目的で、工場内でエネルギーとして全量を使用。用水使用量やCO2排出量の削減も見込まれ、環境負荷の低減を図っていく。
 チーズを製造する際発生するホエイには、多くの有用成分が含まれており、粉末に加工して育児用

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