国産酒類、輸出に本腰 ストーリーを瓶に詰め展開
岡空晴夫千代むすび酒造社長
吉田由香里シンフォニー吉田酒造社長
豊かな地域性と多彩な歴史性を持ち、各土地の風土から育まれた国産酒類は今、海外への販路拡大に本腰を入れている。各地の蔵元・酒造メーカーは、大手とは一線を画した戦略で、需要の高まる海外からのプレミアム志向に応えるため、各社各様の取組みを進める。各社に共通しているのは、それぞれの酒類が持つストーリー性をそのまま瓶詰して展開しようとする、個性を生かした販路開拓だ。8月23~24日に東京ビッグサイトで開催された「第16回アグリフードEXPO東京」の出展者の販売拡大策を通じて、国産酒類