トモヱ乳業、牛乳など検査廃液から農業資材 収量向上で期待

 トモヱ乳業は11日、牛乳などの検査廃液を利用した新たな農業資材「AG乳アミノ」を、このほど開発したと発表した。農作物の収量向上や品質改善に寄与するバイオスティミュラント(BS、生物刺激剤)資材で、品質管理の過程で廃液していた牛乳など製品の検査残液を回収し、日本ゼウス工業が有する特殊な微生物相で発酵させたもの。農作物の環境ストレスに対する抵抗性が向上することも示唆されており、今後需要が高まると見込まれる。
 BSは、植物や土壌により良い生理状態をもたら

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