松谷化学工業、前期売上高5%増 強み見せる難消化性デキストリン
加工でんぷん最大手の松谷化学工業は加工食品や飲料メーカーに向けて、でんぷんを原料にした商品開発を支援する研究・営業体制を敷く中で前期(11月期)、強みを見せる難消化性デキストリンが、ビール系飲料を中心に販売量が増加。トクホ原料など健康素材としての存在感も高まり、今期はアジア中心の海外に向けても営業活動を強化。さらに、長年産官学共同研究を続けてきた希少糖の事業化など、新事業確立に向けた取組みも本格的にスタートさせる。(佐藤路登世)
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