ファイブワン、「働くじゃばら」など2品を発売 花粉症緩和に期待

生鮮食品 ニュース 2020.10.09 12129号 04面

花粉症の症状緩和と抗酸化力向上効果が確認できる柑橘類「じゃばら」。これを使った商品企画開発・販売を手掛けるファイブワン(和歌山)は、果皮粉末入り健康補助食品「働くじゃばら」と、乳酸菌K-2をプラスした「同+お米由来の乳酸菌K-2」の2品=写真=を発売している。

じゃばらに含まれるナリルチンは、花粉症の症状を緩和し、抗酸化力を向上することができるフラノボイドの一種で、同2品を1日3カプセル、6週間飲み続けると花粉症の症状を緩和させる効果が期待できる。さらに「同+お米由来の乳酸菌K-2」は、3カプセル当たり乳酸菌K-2を1000億個配合している。

同社は、同2品を9月15~17日に東京ビッグサイトで開催された「ダイエット&ビューティーフェア2020」に出展。会場で実施した「第6回ジャパンメイド・ビューティーアワード」で、「同+お米由来の乳酸菌K-2」が「審査員賞」を受賞した。

同アワードは「日本全国の魅力ある美容アイテムを世界に」のキャッチフレーズの下、各地の優れた美容アイテムの世界発信を目的に開催。審査員は、美容業界のキーパーソンをはじめ、店舗チャネルの現役バイヤーや美容施設・卸関係者らで構成され、売る視点での「最も仕入れたいアイテム」や「地域の魅力を発信」を元に、ビジュアルや機能性、価格、地域の魅力などを総合的に評価した。

さらに同社は、同展会場で「柑橘類じゃばらは、肥満を解消し、花粉症も軽減する」をテーマに、大阪市立大学大学院小島明子准教授が講師を務めセミナーを開催し、好評を得た。

一方、同社の地元・和歌山県も同展にブース初出展し、同2品ほか、じゃばら製品の認知向上を通じて、花粉症対策と県内農業活性化を目指した。会場では「元ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントから学ぶ美しくなる食生活de和歌山」をテーマに、セミナーも開催した。

そこで同県に本拠を置く、こめ油最大手築野食品工業も、同展に出展。米ぬか由来の成分をぜいたくに配合した肌に優しいスキンケア「inaho(イナホ)」シリーズのPRに努めた。うち「イナホディープモイスチャークレンジングオイル」が、同アワードで同じく「審査員賞」に輝いた。(佐藤路登世)

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