「FABEX東京2023」12~14日開催 「革新!ニッポンの食」テーマ

総合 展示会 2023.04.07 12561号 01面
にぎわった昨年の会場。行動制限が解けた今年は多くの来場者が予想される

にぎわった昨年の会場。行動制限が解けた今年は多くの来場者が予想される

 日本食糧新聞社は12~14日、「FABEX東京2023」を東京ビッグサイト東展示棟4~6ホールで開催する。時代の転機を迎える昨今にあって「革新!ニッポンの『食』~代わる世界、変える未来~」をテーマに、新たな食を創造する最新情報を発信。560社が831小間を形成する。

 同展は国内最大級の業務用食品・食材、容器の総合展「第26回ファベックス2023」と、和洋菓子・ベーカリー・カフェ・飲料の開発展「第20回デザート・スイーツ&ベーカリー展」(協同組合全日本洋菓子工業会と合同主催)に、コメに焦点を当てた需要創造型展示会「第2回お米未来展」の3展の総称。合同開催として「第11回食品&飲料OEMマッチングEXPO」「プレミアム・フードショー2023」「2023麺産業展~そば・うどん~」「ワイン&グルメ」に、新たに「ISM Japan2023国際菓子見本市」も加わり、8展合同の国内最大級食の見本市となる。

 今回、ファベックス展は「中食・外食のパラダイムシフト」、デザート・スイーツ&ベーカリー展(デザート展)は「デザート・ベーカリーの新潮流~サスティナブルな未来へのアプローチ」をサブテーマに掲げ、業界の課題を解決するとともに、時代の変化をとらえた提案を行う。

 昨年よりFABEX展に加わったお米未来展は「目指すはお米の新しい市場~お米の魅力を未来につなぐ」をテーマに、コメに対する関心の高まりを背景に、新需要創造を目指す企業や団体が一堂に出展する。

 講演会ではファベックス展とデザート展、お米未来展ともに、多彩な講師による業界最新動向や商品開発のヒントとなる主催者特別セミナーを展開。イベントゾーンでは「惣菜・べんとうグランプリ」や「介護食品・スマイルケア食品コンクール」受賞商品紹介コーナーほか、人気の「INNOVAグローバルトレンドゾーン」には、最新トレンドや商品開発・マーケティングアイデアが集結。また自然災害が頻発する昨今、「災害食大賞2023」受賞商品がお米未来展の防災安全協会ブースで紹介され、注目を集めそうだ。

 さらに、デザート展内「第16回グラス(氷菓)を使ったアシエットデセール・コンテスト」や、サステナビリティをテーマにした「ファーストトライアルコンペティション」、お米未来展実演コーナーでは、米粉料理実演ライブで、グルテンフリーの料理・スイーツが披露される。(佐藤路登世)

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