「FABEX関西2023」11~13日インテックス大阪で開催

総合 展示会 2023.10.06 12658号 01面
昨年の会場。今年はさらに出展社・小間数が増加

昨年の会場。今年はさらに出展社・小間数が増加

 ●「食品工場スマート化総合展」初開催

 関西最大級の業務用“食”の総合見本市「FABEX関西2023」が11~13日、インテックス大阪1、2号館で開催される。主催は日本食糧新聞社。11回目を迎える今年は394社が542小間を形成(9月26日現在)。約4万人の来場者を見込む。コロナ禍の行動規制緩和によって出展社・小間数は昨年より53社、21小間増え、食・商都大阪の食品産業活性化に寄与する、密度の濃いビジネスマッチングを繰り広げる。

 同展示会は、惣菜デリカ・弁当・中食・給食・配食の専門展「第11回ファベックス関西2023」(共催=日本惣菜協会)と和洋菓子を中心とした商品開発専門展「第11回関西デザート・スイーツ&ベーカリー展」(主催=協同組合全日本洋菓子工業会、共催=全国和菓子協会・全日本パン協同組合連合会)に加え、食品安全と省力化を提案する「第1回食品工場スマート化総合展」を初開催。そのほか、「第7回地域食品ブランドフェア」「第6回カフェ・ドリンクショー関西」「第3回大阪グローバルフードショー」の6展で構成される。

 ファベックス展内で「大阪外食産業協会(ORA)ゾーン」を同時開催し、主に外食・飲食業界に向けた食材や機器・システム、情報を発信。そのほか、世界の食トレンドリサーチ「INNOVAグローバルトレンドゾーン」や「惣菜・べんとうグランプリ2023受賞商品展示・販売コーナー」など注目コーナーがめじろ押しだ。

 デザート・スイーツ&ベーカリー展では、世界パンコンクールの日本代表選考会として、Les Ambassadeurs du Pain du Japonリテールベーカリー協同組合主催イベント「技能五輪国際大会日本代表選考会」や「第7回最優秀若手ブーランジェコンクール」などで、最高峰技術を競い合う。また、カフェ&ドリンクショー内「フリーポアー・ラテアート・グランプリ大阪2023」(日本ラテアート協会主催)も関係者の注目の的だ。

 セミナーでは、橋本儀兵衛八代目儀兵衛社長による「業界の常識を覆す『お米の品質改革』~お米の選定から炊飯まで『ご飯』を美味しくする秘訣」、たなかのりこワンダーマート代表取締役による「6次産業化でスイーツを盛り上げよう!~秋田県横手市の取組事例から見えてきたもの」など、27人の講師が23セッションを繰り広げる。(佐藤路登世)

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