神明グループ、今期5000億円大台へ 加工品など輸出強化
藤尾益雄社長
コメ卸最大手グループの神明ホールディングスは、好調なコメやパックご飯の販売を背景に、2030年の1兆円企業構想に沿って今25年3月期は、総額売上高5000億円の大台に乗る5013億9700万円を目指す。
食料のグローバルリスクが高まる中、100%自給できるコメ需要が盛り上がっている。23年産米供給タイトによる値上げに加え、販売数量も増加傾向を強めており、直近の5月の販売数量も、小売が前年比22%、業務用が同19%増と物量も伸びている。ただパックご飯